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外務省の驚くべき実態

 2月18日の天木直人氏のブログ記事「佐藤優の的確な外務省批判」は、外務省の驚くべき実態を暴露している。

 それによると、18日発売の「週刊現代」には、「機密費でお子様ランチを食べさせたり、セクハラを強要したり、長期欠勤にもかかわらず給与が全額支給されていたり、と、問題職員がリストアップされている内部資料」が暴露されているという。

 沖縄での米兵による犯罪事件が続発し、政府=自民党の町村官房長官さえ、これらの事件が米軍再編に影響を与える可能性なきにしもあらずと中学生少女暴行事件後の福田総理の影響はないとする見方を修正した。町村官房長官は、そうならないよう期待すると述べてはいるが、近く来日するライス米国務長官に対して説明を求める考えを示した。

 日米間の信頼関係が揺らぎかねない事態が起きている最中に、その最前線に立たねばならない外務省が、こんなありさまでは、日本外交はどうなってしまうのだろう? この文書自体の真偽はともかく、天木氏は外務省内で、「そのような職員がいたことはこの目で見てきた」という。

 そして氏は、驚くべきことに、

> 私が指摘したいのは週刊現代の取材に応じて答えている元外務省主任分析官佐藤優のコメントである。彼は言う。
>
>  「なぜ外務官僚がここまで乱れるか、ひと言でいえば勤務がヒマだからです・・・」
>
>  この言葉ほど的確な答えはない。私は佐藤優の言論のすべてに目を通しているわけではない。賛同できない意見もある。しかし彼の外務省批判は見事なまでに的確である。
>
>  私が外務省にいた時からそうであった。ほとんどの職員がヒマをもてあましているのだ。もちろん、残業と称して遅くまで大勢が仕事をしている。しかしどうでもいい事に無駄な時間を使っているのだ。

 という。

 そして、その原因を天木氏は、「やるべき外交は山ほどある。しかしそれをやろうとしない。何を、どうすればいいか、どこから手をつけていいか、わからないのだ」と述べている。

 本当かと思ってしまう話だが、日本の外交政策は、ほぼアメリカの外交政策に追随するだけでいいのだから、そんなものかもしれない。佐藤優氏や天木直人氏のように余計なことをしないほうが、外務省組織としては安全ということなのだろう。

 こんな時期にはスキャンダルが暴露されるだろうと天木氏は警告する。しかし、在日米軍のスキャンダルが続いている時に、外交の足を自ら折ってしまうような外務省は、情けない。

 佐藤優の的確な外務省批判(2008年02月18日)

 18日発売の週刊現代に、「秘トンデモ外務官僚リスト」が流出した!というゴシップ記事が出ていた。

 それは、週刊現代誌が外務省内部から入手した極秘職員リストであり、機密費でお子様ランチを食べさせたり、セクハラを強要したり、長期欠勤にもかかわらず給与が全額支給されていたり、と、問題職員がリストアップされている内部資料だという。

 このリストが本物なのかどうか知らない。外務省は出所不明の文書でありコメントを控えると言っているらしい。しかしこのような醜聞は既に繰り返し報道されてきたものばかりだ。そのような職員がいたことはこの目で見てきた。いずれにしても次元の低い醜聞だ。

 私が指摘したいのは週刊現代の取材に応じて答えている元外務省主任分析官佐藤優のコメントである。彼は言う。

 「なぜ外務官僚がここまで乱れるか、ひと言でいえば勤務がヒマだからです・・・」

 この言葉ほど的確な答えはない。私は佐藤優の言論のすべてに目を通しているわけではない。賛同できない意見もある。しかし彼の外務省批判は見事なまでに的確である。

 私が外務省にいた時からそうであった。ほとんどの職員がヒマをもてあましているのだ。もちろん、残業と称して遅くまで大勢が仕事をしている。しかしどうでもいい事に無駄な時間を使っているのだ。

 やるべき外交は山ほどある。しかしそれをやろうとしない。何を、どうすればいいか、どこから手をつけていいか、わからないのだ。

 外務省がニュースになる時は拉致問題、米軍再編問題、領土問題、靖国問題など後ろ向きの処理案件ばかりだ。しかもいずれも行き詰まっている。張り切って進めた国連安保理常任理事国入りは見事に頓挫した。

 最近はこれらの外交に関する記事も少なくなった。さぞかし外務省はヒマであろう。こんな時こそ事件が起きたり、醜聞が出たりするものだ。外務省は気をつけたほうがいい。
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