ガザ、廃墟からの蘇生
ガザの停戦は続いている。
CNNが、イスラエル外務省の匿名の関係者の話として伝えるところでは、18日から始まっているイスラエル軍の撤退は、20日のオバマ米次期大統領就任前に終わるという見通しだという。これは、この攻撃が、アメリカ大統領選、政権交代を見極めつつ、計画的に行われたものであることをうかがわせる情報である。
国連の潘基文国連事務総長は、20日、ガザに入ることを表明した。ようやく、国際社会の目が、現地に届くということである。
停戦後のガザ市内には、報道機関が次々と入って取材を始めている。
BBCニュースは、イスラエルの三週間の攻撃後のガザ地区の再建には、何十億ドルもの費用がかかるだろうと、国連が警告したことを伝え、何千人のパレスチナ人が、家がなく、未だに水がないという状態にあることを指摘している。また、国連の人権担当のジョン・ホームズは、140万人のガザの人々を直接支援するのに、何百万ドルが必要だと述べたと伝えた。彼は、家が破壊されており、がれきの撤去が必要、下水が道にあふれている、医療と食糧がたくさん必要だ、不発弾も大きな問題となっている、と述べている。
また、BBCは、ガザでは、電気は一日12時間以下の供給力という状態、10万人が移動が必要で、50の国連施設、21の医療施設がダメージを受けていると伝えている。
パレスチナ中央統計局は、月曜日、4,100軒が全壊、 17,000軒がダメージを受けたこと、1,500の工場と作業場、20のモスク、31の警備施設、 10の上下水道施設がダメージを受けたことを指摘し、インフラのダメージ約2億ドル分を含めて、全体で、19億ドルを超える物的ダメージがあると見積もっている。
破壊された社会インフラの再建。人道状態の改善。「生きさせろ」というガザの人々の声に応えること。
ガザの人々は、この廃墟から、フェニックスのように蘇生する。
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