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ガザはゲルニカ化している

 All_for_gaza_by_anitarupng_3                                                     1月11日、イスラエルによるガザへの攻撃は、3週目に突入した。

 イスラエル軍は、即時停戦を求める国連安保理決議を無視して、戦闘の新たな段階に入るとして、ガザの住民に標的に近づかないように警告するチラシをまいた。イスラエル軍は、対ハマス攻撃の第3段階と呼んでいる(英紙『ガーディアン』)。

 『ガーディアン』によると、パレスチナ人の死者は、820人を超え、そのうち子供が235人である。それに対して、ハマスのロケット弾攻撃によるイスラエル人の死者は4人、戦闘によるイスラエル兵士の死者は9人、である。820対13というきわめて偏った死者数の比が示していることを理解しないことは難しい。

 イスラエル軍は、昨年12月27日の空爆開始から、今年3日の地上戦突入、そして、3週目に入ったところでの戦闘の第3段階への突入と、事前に準備し計画した戦闘計画に沿って、着々と軍事作戦を進めている。ハマースの最高幹部の一人は、最初の段階で暗殺され、昨日には、ロケット攻撃を指揮していた幹部が殺害された。すでに、ハマースのロケット弾は残り少なくなったはずである。イスラエル紙『ハアレツ』の記者が、ハマースについての情報を、イスラエル諜報機関が、停戦下の半年の間に収集していたことを明らかにしている。その情報に基づいて、今回のハマース壊滅作戦が立てられたのだろう。それには、謀略、情報操作、世論対策などが含まれており、その結果、イスラエルの「9日付のイスラエル紙マーリブが掲載した世論調査結果によると、ハマスに対する軍事作戦について、ユダヤ人市民の91.4%が賛成。反対はわずか3.8%だった」(10日付『時事通信』)という結果をもたらした。同記事によると、この結果は、2月10日に総選挙を控えた政治家たちの態度に強い影響をもたらすだろうということである。

 国連施設や支援物資への攻撃や犠牲者に非戦闘員が多く含まれていることなどから、国際社会や世界の人々の目はイスラエルに対して厳しくなってきているが、ハマースを壊滅状態に追い込むことをあくまでも目指して、攻撃の継続を強行しようというのである。

 下の、「パレスチナ情報センター」のHPに掲載された早尾貴紀さんの記事は、この攻撃の性格を正確につかんでいると思われる。イスラエルは、ハマースをPLOにけしかけ、PLOをハマースにけしかけて、パレスチナの団結を破壊し、妨害してきたのであり、ハマースをパレスチナの主権を代表する政治勢力として認めないということである。イスラエルは、ガザから撤退しても、その形式的支配はファタハに認めても、実行支配権は握り続けてきた。それを、ハマースが奪うことをシオニスト・イスラエルは容認できないのである。ファタハは、政権を握った後、買収などによって腐敗していった。イスラエルからすれば、ファタハは、もはやコントロールできる存在になりつつあった。そのファタハ政権を倒し、ハマース政権を誕生させたのは、パレスチナ人の多数派である。ハマース支持者がパレスチナ人の多数である以上、未だにハマースを支持するパレスチナ人は、イスラエルにとって危険な存在なのである。イスラエルは、ハマースの戦闘員だけではなく、それを支持するパレスチナ人多数派の壊滅を狙っているのだ。ハマース支持者に、恐怖をあじあわせ、転向を迫っているのである。だから、見せしめのための、非戦闘員の虐殺を行っているのである。

 そのことは、岡真理さんがAMLに投稿した以下のガザのアブデルワーヘド教授のメールからもうかがえる。繰り返されるイスラエルによる空爆は、ハマースの戦闘員や施設のみを破壊するのではなく、周囲の人々を多数巻き込み、殺戮している。大量虐殺だ!

 「夜はただひたすら恐ろしく、夜明けの光を目にすると子どもたちは歓喜の声を上げる! 子どもたちは続けて何時間も眠ることができない。こっちで空襲、あっちで砲撃、遠くで激しい機関銃の音という状況なのだから」と教授は記している。そして、食糧難、停電、医療崩壊、・・・。恐怖をもって、ガザを支配すること、それが今イスラエルが行っていることだ。これをゲルニカにたとえる人もいる。ピカソが、怒りを込めて描いたゲルニカ。tigrimpa氏のウェブ・アルバムhttp://picasaweb.google.com/tigrimpa/wLVhCF?feat=directlinkを見ると、まさに、今、ガザは、ゲルニカである。ガザの子供たちは、いつになったら、夜ゆっくり眠れるようになるのか? 

 これは、ハマース対イスラエル国防軍(IDF)の間の戦闘ではないのである。そういうデマをイスラエルは流しているが、実際にやっていることは、ハマースを選んだガザの人々に対するイスラエルの恐怖支配の強制であり、飢えや死の恐怖によって、シオニストのくびきの元につなぎ、パレスチナの自由を奪いつくし、奴隷化し、ガザを監獄化するための長期作戦の一部なのである。それは、アメリカにとっては、中東・アラブ世界でその支配に逆らう者たちへの見せしめであり、それもあって、イスラエルを支持しているのである。

 アブデルワーヘド教授は、メールの最後に、「時折、自分のまわりで起きていることをことばにできなくなることがある!」と述べている。言葉を失わせるようなこの世の地獄が、そこにあるということだろう。

 10日、イギリスのロンドンのハイド・パークで行われたイスラエルの攻撃に抗議する集会・デモは、イギリスで行われたパレスチナ連帯集会では過去最高の20万人(主催者)が参加した。報告を載せている参加者の一人のlenin氏は、LENIN'S TOMB http://www.leninology.blogspot.com/というブログの記事で、間違いなく10万人を超えていたと書いている。lenin氏は、10日付の『ガーディアン』に載った70人以上のユダヤ人のライターと活動家の「ガザの残虐行為を非難する」手紙について記している。その手紙は、イスラエルのボイコットなどを呼びかけている。その中の一人、Azzam Tamim(アッサム・タミム?)氏は、「これは、ムスリムとユダヤ人の間ではなく、抑圧者と被抑圧者の間の戦争である」と述べている。

 その他、島川さんが、10日に行なわれたデモについて、中東・ヨーロッパについて集めて、AMLに投稿した記事によると、エジプトのアレキサンドリア50,000人(AFP)、レバノン20,000人(AP)、クウェート3,000人(AFP)、ヨルダンのアンマン2,000人(AFP) ケニアのナイロビ数百人(Aljazeera)、ドイツのベルリンなど全土で、40,000人(Reuters)、オーストリアのインスブルク3,500人(AFP)、フランスのパリ30,000人(AFP)、その他120以上の市町村を合わせて、90,000人以上(AFP)、スペインのバルセロナ30,000人(AP)、ギリシャのアテネ2,000人以上(AFP)、イタリアのローマ、フローレンス、ベニス、ミラノ、トリノ、合わせて数千人(AFP) (AFP)、スイスのベルン 7,000人(AFP)、ノルウェーのオスロ5,000人(AFP)、スウェーデンのストックホルム5,000人(Aljazeera)、インドネシアのジャカルタでエジプト大使館に約200人の女性が抗議活動(AFP)。

 日本で、知る範囲では、京都三条大橋のピース・キャンドル約100人、大阪中之島500人以上、東京のピース・パレード(JVCなど)約1,500人(11日付『毎日』)。

 「ガザは人道的・環境的危機の限界にある!」

 

 ガザのアブデルワーヘド教授のメール(その31)

 攻撃15日目、フランスのUrgenca Gaza(緊急ガザ)のHPによれば、
これまでの死者は854名、うち子ども275名、女性100名、負傷者3681名、
危篤400名。
http://www.urgence-gaza.com/index.php?option=com_frontpage&Itemid=1

****** 転送・転載歓迎 ***********

【メールその31】
日時:2009年1月10日(土)20:31

件名:ガザ攻撃15日目

 どこもかしこも死で覆われている。昨晩の空襲は70回以上、さらに今日は30回!これらの空襲で何百人もの子どもたち、女性たちが死んだ!

 あなたがたには想像できるまい、このすさまじい破壊の姿を。人々は継続する爆撃になす術もない。爆撃された建物の瓦礫の下敷きになって、一家全滅した家族がいくつもある!

 複数の戦車がガザ市に向かってゆっくりと移動している。夜はただひたすら恐ろしく、夜明けの光を目にすると子どもたちは歓喜の声を上げる!

 子どもたちは続けて何時間も眠ることができない。こっちで空襲、あっちで砲撃、遠くで激しい機関銃の音という状況なのだから。今、F16が私たちの頭上を飛んでいる。

 ガザ市全体が食糧難に陥っている;当然のことながら果物や野菜などまったくない。

 電気と水の状況も依然、ひどい。今日、ガザのいくつかの地域で2時間、電気が供給された!

 ガザは人道的・環境的危機の限界にある!

 健康をめぐる状況も貧弱な病院も崩壊しつつある!

 時折、自分のまわりで起きていることをことばにできなくなることがある!

 アブデルワーヘド教授(ガザ・アル=アズハル大学 教養・人文学部英語学科)

 2006.06.15 「存在承認」など要らないイスラエル、パレスチナの団結を恐れるイスラエル 
                                  Posted by :早尾貴紀

 イスラエルがハマスに求めるもの、と、その自己矛盾

 イスラエル国家(ユダヤ人国家)の存在をそもそも「承認」していないハマス政権に対してイスラエルは、「イスラエルの承認」・「武装放棄」・「過去の和平合意の遵守」の三点を求めて、それがないかぎりは「ハマスとは交渉しない」という姿勢を貫いています。この一見まことしやかに聞こえる三条件は、しかしどれもが実は取って付けたような理由にすぎず、よくよく考えれば矛盾だらけだということに気がつきます。
 「武装放棄」は、ハマスが選挙前から一年以上にわたって「停戦遵守」という形で継続していました。それに対して、多数の一般市民を殺傷しているガザ空爆などをはじめとして、武力行使を停止していないのはイスラエルの側です。「和平合意の遵守」は、主にハマスがオスロ合意の枠組みを認めていないことを指していますが、ハマスはその方向性は示唆していますし、これについてもむしろイスラエルこそが入植地建設拡大や隔離壁の一方的建設などによって、すでにハマス政権誕生以前から和平の枠組み自体を崩壊させてしまっています。

 獄中政治犯からの政策提言とアッバースの圧力

 そしていまパレスチナのアッバース大統領、つまりイスラエルを承認し妥協を重ねてきたPLOの主流派ファタハのリーダーでもあるアッバース大統領が、膠着状況打開のために打って出たのが、イスラエルの事実上の存在承認を問う住民投票構想です。これは、「イスラエルの存在を認めますか?」と直接的に問うものではありませんが、1967年以前の境界線(いわゆるグリーンライン)を国境とした「ミニ・パレスチナ国家」路線で一致結束しましょうということ(これはファタハではとっくに既定路線となっている)をパレスチナの全住民投票にかけようというもので、事実上のイスラエル承認です。
 この発案そのものは、5月はじめにイスラエルの獄中にいるパレスチナの政治犯のリーダーらが発表した政策提言文書18項目に含まれていたもので、この文書はパレスチナのほぼすべての有力党派の幹部らによる共同署名がなされていたことで注目を集めました。つまり、ファタハ、ハマス、イスラム聖戦、 PFLP、DFLPです。アッバース大統領はこの政策定言を受け入れる形で、イスラエル承認を強くハマスに求め、ハマスが承認をしない場合にはハマスの頭越しに住民投票の実施を提案し、イスラエル承認を国民的合意とする言って、ハマスに圧力をかけてきました。5月末のことです。
 6月、その交渉は決裂しました。そしてアッバースは住民投票の実施を宣言しました。しかし、、、奇妙なタイミングの一致?

 6月というのは、ガザで9日と13日にそれぞれ10人前後にも達する一般民間人の死者とそれぞれ30人を越す負傷者を出した イスラエル軍のミサイル攻撃 があり、またそれ以外の日も連日「活動家の暗殺」が行なわれ、その度ごとに狙われた活動家の何倍もの民間人犠牲者を出していました。ハマス政権を混乱させることを目論む一部党派が手製ロケットをイスラエル側に打ち込むことはありましたが、それまでハマスは停戦を遵守。しかし、 4月から強められてきたガザ攻撃 は、5月末からさらに厳しさを増し、死傷者数は急増してきていました。
 このタイミングはやはりイスラエルの政治的意図を感じさせます。ハマス政権に対して「存在承認」を求めていたはずのイスラエルが、まさにその動きがパレスチナ内部から起きているときに、それを促すどころか、正反対にそれを妨害するとしか思えないようなガザ爆撃を強めるのはいったいどういうことなのか。ファタハとハマスとその他の有力党派の幹部が共同署名で、イスラエルの存在を前提としたミニ・パレスチナ国家で協力しようという呼びかけ、そしてアッバース大統領の断固としたイスラエル承認の姿勢。これこそがイスラエルの求めていたものではなかったのでしょうか? それなのに、なぜそれと同時のタイミングでの暗殺作戦(ハマス、ファタハ、イスラム聖戦などの活動家が殺されている)とあまりに多数の民間人殺害(6月上旬だけで30人)。
 この疑問に対する一つの説明は、前稿 「暗殺作戦の真の意図は?」 」にも書きましたが、そもそもイスラエルはハマスとは交渉をしたくない、ということがあるでしょう。「一方的国境画定」、つまり西岸主要入植地の恒久的領土化を押し進めるためには、パレスチナ政権が「パートナー」になっては困るのです。

 「存在承認」など要らないイスラエル

 おそらく、もっとあけすけに言えば、イスラエルはハマスに「承認」などしてもらわなくていい、いやもっと言えば、「承認」などしてほしくない、そういう本音が見え隠れします。すでにイスラエルを承認しているファタハに加えてハマスが承認をし、上記の政策提言署名のように全党派が一致結束してその方向で動けば、実はイスラエルは従来の入植政策について窮地に立たされるはずです。つまり、全党派がもし、「東エルサレムも含めてグリーンライン(67年境界)を越えて西岸地区内部にあるすべてのユダヤ人入植地を一つ残らず完全に撤去せよ。自分たちはイスラエルを承認した。イスラエルはいまの境界線内部でユダヤ人国家をつくればいい。相互承認だ。自分たちが残された小さな土地でパレスチナ国家をつくることを承認せよ。すべての入植地を撤去し、そのために西岸内につくっている隔離壁を撤去し、イスラエル軍の基地と検問所をすべて撤去せよ」と、そう迫ってきたとしたら。これは否定しようのない正論の一つの形です。しかもそれをパレスチナが武力行使なしに訴えてきたら、これに反対できる論拠はイスラエルにはありません。
 そのためにイスラエルは、ハマスを挑発して武装闘争に走らせ、「テロリストとは交渉をしない」という論拠をつくりだそうとした、と前稿に書いたことに加えることがあるとすれば、イスラエルが恐れたのは、パレスチナの全党派による一致結束です。それまでのファタハ政権は、一党的利害の追求(独占権益)もあり、イスラエルの領土的主張を受け入れる傾向がありましたが、今度はそうはいきません。全党派が歩調を揃えて「1センチも譲歩する理由はない」と言ってきたならば、国際法に違反して侵略の既成事実を積み重ねる入植地をつくってきたのはイスラエルですから、反論などできるはずがありません。イスラエルはこの政策提言の共同声明を潰す必要がありました。
 案の定、停戦を続けた自分の組織のメンバーも暗殺され、あまりに多くの民間人が殺傷されるに及んで、ハマスが停戦破棄を宣言。同時に、獄中政治犯の政策提言から、ハマス幹部は署名を撤回。イスラム聖戦もまた、「アッバースはむしろ住民間に分断を持ち込もうとしている」として署名を撤回(DFLPはどの段階でかは不明だが、すでに署名を外したらしく、DFLPの名前のないバージョンの定言文書が出回っている)。こうして事実上、ファタハだけの署名文書として骨抜きにされて、従来のハマス対ファタハという対立構図を崩すことができなくなってしまいました。これで利益を得るのはイスラエルです。

 党派的結束/民族的団結を妨害するイスラエル

 パレスチナの党派横断的結束を潰すこと、いや、民族的団結を潰すこと、これこそは、イスラエルが一貫してパレスチナに対して行なってきたことだということに気がつきます。これは以前にここのスタッフ・ノートに書いておいたことでもありますが、かつてイスラエルは、パレスチナの世俗的な民族抵抗運動が PLOのもとに結束することを恐れて、それを妨害するために宗教勢力としてのハマスに肩入れをしていたことがありました( ハマスに対するイスラエル/アメリカのダブル・スタンダード )。今度のことも、それと同じ行動原理から説明可能です。党派横断的な署名文書によって、ミニ・パレスチナで国家建設にパレスチナ人たちが結集していったとしたら、イスラエルは主要入植地を恒久的領土化するという目論見がいかに不当な収奪行為であるかということを、世界中の誰の目にも明らかな形で訴えられてしまう。もしアメリカがそれを擁護し切れなくなったとしたら、、、
 率直なところ、いまの情勢では西岸地区の主要入植地の撤去というのは、ほぼ実現不可能と言っていい。イスラエルが「テロ政権とは交渉しない」と騒ぎ立てているかぎりは、国際社会も毅然とした態度は取れないでしょう。しかし入植政策が不法収奪であるという事実は払拭できるはずもなく、そのことを誰よりもよく自覚しているイスラエルだからこそ、今度のようなガザ攻撃の「暴挙」に出た。しかしそう考えると、民間人の命をなんとも思わず平然と自己正当化の手段として利用するイスラエルの政策は、実は狂気の沙汰などではなく、(吐き気のするほど)冷徹な合理性に裏打ちされているのだという気がします。

【附記】
 文章のなかに、「全党派がもし、すべてのユダヤ人入植地を一つ残らず完全に撤去せよ。イスラエルはいまの境界線内部でユダヤ人国家をつくればいい、と迫ってきたとしたら」という仮定を記した箇所がありますが、私自身は何度もスタッフ・ノートなどに書いてきましたように、イスラエル国家のシオニスト的性格、つまりレイシズム的性格そのものが問題だと思っていますので、二国家分離案でパレスチナ問題が解決するとは思っていません。念のため記しておきます。

 

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コメント

イスラエル自衛決議案が法的な効力がないとはいえ米下院によって可決されたのは改めて多数の米国民主党議員が直接的に、或いは間接的にイスラエルの強い影響下にあることをあらためて示した。イスラエルが一方的破壊行為と殺戮を1月下旬まで続けると声明を出したのは米国新民主党政権と呼吸を合わせているようにも思える。先の下院決議案のタイミングは南レバノンから北イスラエルにミサイルが飛んだ時期とタイミング的にもピタリである。その後にガザからミサイルがハマスにより撃たれていても私は今でも南レバノンからのミサイルはイスラエルの自作自演だとする仮説を重要に考える。ハマスとヒズボラが否定したこと。南レバノンがイスラエルによって地雷がばら蒔かれ容易に入れない土地であること。イスラエルがはじめにミサイルの国籍を不明としたことがあまりに不自然だからである。いずれにしても米国民主党がイスラエルとまるで同じ政権のように歩調を合わせていることを危惧せずにはいられない。イスラエルは今、米国に距離を置かれると完全に孤立するのを抵抗しているようである。それは世界を更に不安定にする。世界政治とは誠に不公平で正義と離れたものであるのが残念でならない。

投稿: | 2009年1月12日 (月) 07時26分

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