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福島の母親や女性たちの経産省前座り込み始まる

 本日、経済産業省本館正門前で、多数の人々が集まって、朝10時から、座り込みが始まった。佐藤幸子さんをはじめ、福島から母親や女性たちが参加し、それに連帯する全国の女性たちの座り込みが始まったのだ。9条改憲阻止の会のテント村の24時間座り込みは、開始からすでに50日になろうとしているが、その隣に福島の女性たちのテントも設営され、初日から多くの人で賑わっているのである。

 記者会見、そして、経産省との交渉と29日まで様々な行動で、日々放射能にさらされ、あるいは避難を余儀なくされている状態を訴え、現状の改善を求める闘いが始まったのだ。この闘いは、子供や孫たち、縁故の人々、友人など多くの人々が長期被曝の身体・精神への影響がどうなるかよくわからないという不安な状態の中での長期の闘いとなることは明らかだ。

 放射線被曝は子供たちへの影響が大人より大きいと言われている。影響が出てくるのはこれからだ。今後、子供たちへの具体的な身体への影響が出てくる懸念が高まっているのである。しかし、無責任に安全性をアピールし続けた山下俊一は福島県立医大副学長に居座ったままだ。福島県の医療界は県立医科大を頂点にして、その権威に支配されている。経産省前に掲げられた「福島の子供はモルモットではない」というような言葉は、このような医療体制の変革なしに、放射能被害にまっとうに対応する医療体制が出来ないということを表現している。そして、別の横断幕には、「福島の子供はみんなの子供」と掲げられていた。あれほど、犯罪被害者の人権を強調し続けた産経や読売も、原発事故被害者たちの人権や被害者感情、被害回復については、沈黙し無視している。政府もしかりである。野田政権は、霞が関のテントから発せられる福島の母親や女性たちの叫びに真摯に応えるべきだ。

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経産省正門前に座り込む女性たち(2011年10月27日午前)


 

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